リフォーム業界で10年以上働いているだいごです。
今回はフローリングの特徴について解説していきます。
フローリングはその美しさや清潔感から多くの住宅で採用されています。
しかし、その掃除方法については間違った知識が広まっていることもあります。
特に便利なクイックルワイパーやウェットシートを使った掃除は、フローリングにとって本当に良いのでしょうか。
この記事ではフローリング特有の特性を理解し、その長持ちの秘訣を解説します。
また、フローリングの掃除だけでなく、場合によっては避けられないフローリングの張替えについても触れています。
費用や業者選びのポイントなどリフォームを考えている方にとって有益な情報を提供します。
フローリングの美しさを長く維持したい、リフォームを考えているが何から始めて良いかわからない、そんなあなたに、この記事が一助となれば幸いです。
正しい知識と方法であなたのフローリングを美しく、長持ちさせましょう。
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無垢床にクイックルワイパーは掃除の最適解なのか?
無垢床にクイックルワイパーを使うのは最適ではないという結論です。
その理由は無垢床は水分に弱く、ウェットシートの水分が床に染み込むことで木材が膨らみやすくなります。
具体例として水分が染み込んだ部分が乾くときに木材が縮むため、表面がゆがんだり割れたりすることがあります。
無垢床掃除にクイックルワイパーやウェットシートの利用は問題?
無垢材にクイックルワイパーを使用してはいけないのかというとそんなこともありません。
ただし、湿ったシートで拭いた後は乾いたシートでからぶきをしてください。
要はフローリング、特に無垢材は水分に弱いので濡れたままにはしないでもらいたいということです。
水分を放っておくとシミになり、それが落ちなくなってしまうからです。
無垢材は水に非常に弱く、過度の湿度や水分によって材質が痛む可能性があります。
無垢床の水拭き:モップを使うのは良いのか?
無垢床の水拭きにモップを使うのは良いのかという問いに対する結論は、「注意深く行えば可能」です。
その理由はクイックルワイパー同様、モップ自体が問題というわけではなく、どれだけの水分を床に与えるかが問題となるからです。
具体例としてモップが湿っている程度であれば問題ないですが、滴るほど濡れている場合は無垢床にダメージを与える可能性があります。
無垢床の水拭き: 注意すべきポイントとは?
無垢床の水拭きを行う際の注意点は、水分の量をコントロールすることです。
適度な湿度で拭くことが重要で、床が濡れたままにならないよう注意が必要です。
また、拭き終えたらすぐに乾いた布で水分を拭き取ることも忘れないでください。
無垢床の普段の掃除: 最善の方法を探求
無垢床の日常の掃除: 推奨される方法とは?
無垢床の日常的な掃除には乾いた布や柔らかなモップを使ってホコリや汚れを拭き取ることが最もおすすめの方法です。
これにより、無垢床の美しさを長持ちさせることができます。
また、適度な湿度の環境を保つことも重要です。
無垢床は乾燥にも弱いので、特に冬場は加湿器を活用するなど湿度管理に留意することが重要です。
無垢床の皮脂汚れ: クリーンに保つための最良の手段
皮脂汚れが無垢床に付着した場合、専用の床掃除用洗剤を使用することが推奨されます。
ただし、洗剤は床の表面に直接かけず、まずはふきんやスポンジに洗剤を含ませてから使用しましょう。
そして、掃除後は必ず水拭きで洗剤を落とし、その後しっかりと乾燥させることが重要です。
フローリングの張替え: コストと業者選択の視点から
フローリング張替えにかかる費用: 予算を把握する
フローリングの張替え費用は使用する材料や工事範囲、選択する業者によって変わります。
一般的にフローリングの張替え費用は6帖で15万円から25万円の間くらいですが、面積や素材の種類によります。
事前に見積もりを取ることで予算内で計画を立てることが可能になります。
フローリング張替え業者の選び方: 成功への道筋
フローリング張替え業者を選ぶ際には、業者の評判や実績、提供するサービス、費用などを考慮することが重要です。
また、見積もりは複数の業者から取ることをおすすめします。
これにより最適な業者を見つけることが可能になります。
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リフォーム業者選びでお悩みの方はこちらの記事も参考にしてください。
まとめ: 無垢床の適切な掃除と維持についての理解
これらの知識を身につけることで、無垢床の美しさを長期間保つことが可能となります。
クイックルワイパーやウェットシートの利用は避け、適切な掃除方法を活用しましょう。
また、フローリングの張替えを考える際には、予算と業者選びの視点から計画を立てることが重要です。
これらの情報が無垢床を長く美しく保つための一助となれば幸いです。
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