マンション2部屋をぶち抜き!リフォームで損をしない費用と工程

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内装リフォーム

リフォーム業界で10年以上働いている現役社員のだいごです。

今回は不要な壁をぶち抜いてしまうリフォームについて解説します。

あなたの住まいが少し狭く感じることはありませんか?

もしくは、ある2つの部屋を一つの広々とした空間に変えたいと考えたことはありますか?

そんな時、壁を撤去することで新たな生活空間を作ることが可能です。

しかし、壁を撤去する際には注意が必要です。

どの壁を撤去してよいのか、また、その工程や費用はどの程度になるのかなど多くの疑問が浮かぶかと思います。

この記事では、ンションや一戸建てでの壁撤去に関する基本的な知識から、実際の工程と費用、さらに具体的な撤去事例までを詳しく解説します。

また、壁撤去後の新たな空間を最大限に活用するためのリフォームの提案やインテリアの提案、そして信頼できる施工業者の選び方まで、壁撤去に関する全てを解説します。

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壁撤去の基本知識

壁撤去の基本知識として最初に理解すべきなのは、「全ての壁が撤去できるわけではない」という事実です。

マンションには「構造壁」という、建物の安全性を保つために絶対に撤去できない壁が存在します。

プリンに例えるなら、構造壁はプリンのカップのようなもので、その中のプリン(部屋)を自由にアレンジすることは可能ですが、カップ自体(構造壁)を変形させることはできません。

さらに、マンションのリノベーションには一定の制限があります。

これは公共の施設であるマンションで他の住民に迷惑をかけないように、また安全性を確保するためのルールです。

あなたの部屋での自由な行動が、他の人に迷惑をかけないように配慮する必要があるからです。

したがって、壁の撤去は専門知識を持つ業者に依頼するのが最良の選択です。

かし、それでも自分で最低限の知識を持つことで、スムーズなリフォームを進めることができます。

以下に、撤去できる壁と撤去できない壁の見分け方を箇条書きでまとめました。

  1. 構造壁は通常、部屋の四隅やマンションの中央部に位置します。
  2. 構造壁は壁紙が剥がれてもコンクリートや鉄筋が見えることがあります。
  3. 隣の部屋や上下の階と共有している壁は多くの場合、撤去できない壁です。

また、リノベーションを行う前には建築確認書をチェックし、撤去して良い壁と撤去できない壁を確認することも大切です。

この一連のプロセスを理解することで、安全かつ円滑なリフォームが可能となります。

壁の撤去工程と費用

壁の撤去には、その作業内容により工程と費用が変わります。

また、リフォームの規模や撤去する壁の性質、後の工事によっても費用は大きく変動します。

まず壁の撤去工程を理解するには、以下のような手順が基本的には存在します。

  1. 壁の状態の確認:壁に電気配線や水道管などが通っていないかを確認します。これらは撤去時にプロの技術が必要で、コストが増える可能性があります。
  2. 撤去可能な壁かの確認:先ほど説明したように、すべての壁が撤去できるわけではありません。構造壁かどうかを確認し、必要ならば専門家に相談します。
  3. 作業計画の立案:壁の撤去を行う日程を決め、作業の流れを計画します。
  4. 壁の撤去:専門の道具を使用して壁を撤去します。撤去作業中は近隣への騒音や振動を考慮する必要があります。

これらの工程を踏まえた上で壁撤去の費用は通常、壁の大きさや素材、撤去作業にかかる時間、廃材処理費などによります。

大まかな相場としては、壁一面を撤去するだけならば5万円〜10万円程度が一般的です。

ただし、壁に電気配線が通っている場合や壁撤去後に別の工事(新たな壁の設置、塗装作業等)を行う場合は、その分の費用が追加されます。

具体的な事例を参考にすると、引き戸付きの間仕切り壁を撤去した場合は約30万円、壁を撤去後に折れ戸を設置した場合は約40万円が必要でした。

壁紙を張り替える場合も追加で費用が掛かり、施工範囲にもよりますが少なくとも4万円以上は掛かることは理解しておきましょう。

これらを総合的に考慮した上でリフォームの計画を立てることで、無駄な出費を防ぎ、順調にリフォームを進めることができます。

実際の壁撤去事例

実際の壁撤去の事例を知ることで、撤去作業のイメージがつきやすくなります。具体的な事例を通じて、部屋の広さや形状の変化、また撤去に伴う費用などを理解しましょう。

  1. リビングとダイニングの壁を撤去: この事例では、リビングとダイニングを区切っていた壁を撤去しました。これにより、一体感のある広々とした空間を作り出すことができ、家族が一緒に過ごす時間がより楽しくなりました。費用は壁の撤去費用と新たな床材の費用を考慮して、総額約15万円でした。
  2. 和室と洋室の一部の壁を撤去: 和室と洋室をつなげるために一部の壁を撤去しました。全ての壁を撤去するのではなく、一部のみを撤去することで部屋同士の繋がりを持ちつつ、それぞれの部屋の個性を保つことができました。費用は壁の撤去費用と、新たな壁の設置費用を考慮し、総額約15万円でした。
  3. キッチンとダイニングの壁を撤去: こちらの事例では、キッチンとダイニングの間の壁を全て撤去しました。これにより、キッチンからダイニングへの動線がスムーズになり、料理しながらでも家族とのコミュニケーションを楽しむことができるようになりました。壁の撤去だけでなく、キッチンカウンターの変更費用も必要となったため、総額は約40万円となりました。

注意点とアドバイス

壁の撤去は部屋を広くしたり、使い勝手を変えたりするための有効な手段ですが、計画的に進めなければ思わぬ問題に遭遇する可能性もあります。

以下に、壁の撤去に際しての注意点とアドバイスを述べます。

  1. 独断での壁撤去は避けましょう: 専門的な知識がないまま壁を撤去すると、建物の構造を損ない、大きな問題を引き起こす可能性があります。壁の撤去は専門家に依頼することを強く推奨します。
  2. 壁に何が通っているか確認しましょう: 電気配線や水道管などが通っている壁を撤去すると、それらの設備に影響を及ぼす可能性があります。撤去前に専門家による調査を依頼し、壁内の状況を確認しましょう。
  3. マンションの場合は、管理規約をチェック: マンションでは管理規約により壁の撤去が制限されていることがあります。壁撤去の計画前に管理規約を確認し、必要なら管理組合に相談しましょう。
  4. 戸建ての場合は、耐震性を確認: 戸建ての場合、壁の撤去によって建物の耐震性が損なわれることがあります。壁撤去の計画前に専門家に耐震性の確認を依頼しましょう。筋交いは抜くことはできませんが、筋交いを残して壁を撤去することで解放感を得ることはできます。
  5. 家電の配置を想定しておく: 壁の撤去により部屋の間取りが変わると、家電の配置場所も変わります。壁撤去の前に家電の配置を計画しておくと、スムーズなリフォームが可能です。同時にコンセントやスイッチが撤去する壁にある場合、どこに持っていくかも検討しないといけません。

以上の点を注意しながら、リフォームを進めることで理想的な空間を実現できます。

壁撤去は専門家の助けを借りて慎重に進めることが、成功の鍵となります。

施工業者の選択方法

壁撤去のリフォームを成功させるためには、信頼できる施工業者の選び方も重要な要素です。

以下に、良い施工業者を選ぶためのポイントを述べます。

  1. 実績と評判を確認する: リフォーム業者選びの第一歩は、その業者がこれまでにどのような仕事を行ってきたのか、またその評判はどうかを確認することです。ホームページや口コミサイトで業者の過去の施工事例や評判を調査しましょう。
  2. 相見積もりを取る: 一つの業者だけに依頼せず、複数の業者から見積もりを取ることで、費用や提案内容を比較することができます。相見積もりは3社から4社ほど取るのが良いです。あまり多すぎても疲れてしまいますのでお気を付けください。
  3. 費用とサービスを比較する: 単に費用が安い業者を選ぶのではなく、その費用に対してどのようなサービスが提供されるのかを比較検討しましょう。費用とサービスのバランスが良い業者を選びましょう。
  4. コミュニケーション能力: 自分の要望をしっかりと理解し、それに応じた提案をしてくれる業者を選ぶことも大切です。コミュニケーションを取りながら、フィット感を感じられる業者を選びましょう。

適切な業者選びにより、スムーズで満足度の高いリフォームが実現します。

業者選びに十分な時間をかけ、自分にとって最適なパートナーを見つけ出しましょう。

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リフォーム業者選びでお悩みの方はこちらの記事も参考にしてください。

さらなるリフォームの提案

壁を撤去して2部屋を1部屋にするだけでなく、リフォームはあなたの生活をより豊かにするための無限の可能性を秘めています。

ここでは、壁撤去リフォーム以外にもおすすめのリフォームをいくつか提案します。

  1. 引き戸やドアの設置: 壁を撤去して大空間を作った後は、新たに引き戸やドアを設置して部屋の区切りを作るのも一考です。これにより、オープンな空間とプライベートな空間を自由に切り替えられます。
  2. 仕切り壁やカーテンの設置: 引き戸やドアだけでなく、仕切り壁やカーテンの設置も効果的です。これらを使えば、一部屋を二部屋に分けることも可能です。
  3. 壁のクロス貼替え: 壁撤去に合わせて、壁紙(クロス)の貼替えを検討するのも良いでしょう。新しい壁紙を選ぶことで、部屋の印象をガラリと変えることができます。

これらの提案はあくまで一例です。

リフォームはあなたの暮らしをより快適に、より楽しくするためのもの。

自分のライフスタイルや家族のニーズに合わせて、さまざまなリフォームの選択肢を探してみてください。

インテリアの提案

壁撤去リフォーム後の新たな空間は、まさに白紙のキャンバスです。

ここでは、新しく生まれ変わった空間にマッチするインテリアの提案をいくつか行います。

  1. レトロガラスの使用: 壁撤去によって広がった空間に、レトロガラスを取り入れてみてはいかがでしょうか。レトロガラスはその独特のデザインが空間にアクセントを加え、部屋全体を華やかにしてくれます。
  2. 和室の活用: 壁を取り払った和室をそのまま和室として使うのも一つの方法です。和室の落ち着いた雰囲気は、モダンなインテリアとも意外とマッチします。
  3. インテリアコーディネート: 大切なのは、自分の好みやライフスタイルに合ったインテリアを選ぶことです。色や素材、照明などを統一感のあるものにすることで、部屋全体の雰囲気を引き立てます。
  4. 照明の選択: 照明は部屋の雰囲気を大きく左右します。暖色系の照明は落ち着いた雰囲気を、白色系の照明は明るく清潔な雰囲気を演出します。

これらの提案は一例ですが、自分だけの空間作りを楽しむことが大切です。

新たな空間を最大限に活用し、あなただけの快適な生活空間をつくり上げてください。

まとめ

壁を撤去することで、生活空間は大きく変わります。

ただし、その工程はやや複雑で必要な知識と注意点を理解しておくことが重要です。

まず、撤去可能な壁と撤去不可の壁を理解し、撤去作業の過程をしっかり把握することが求められます。

また、実際の撤去工事費用はさまざまで、具体的な事例を参考にすることでリフォームの大まかなイメージがつかめます。

ただし、壁撤去後の新たな空間を最大限に活用するためには、必要なリフォームの追加やインテリアの選択も重要な要素となります。

この記事で提供した情報とアドバイスを参考に自分だけの理想的な空間作りを楽しんでください。

最後に、このような大きなリフォームは信頼できる業者を選ぶことが成功の鍵となります。

適切な業者を選ぶための指標として、紹介サイトの活用もお忘れなく。

今回の内容を通じて、壁撤去リフォームが自宅をさらに魅力的な空間に変える手段であることを理解していただければ幸いです。

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